5月19日に、新庄市民プラザにて最上総合支庁、新庄商工会議所主催の最上地区雇用対策協議会「採用力向上セミナー」で講師を務めました。こちら、高卒採用に関する説明会の後で開催されたもので、7月の高卒採用の求人票公開に先駆けて早いタイミングで行われました。最上地区は来年3月高校卒業の就職希望者が増加して、人口減少・少子高齢化の中ですが何とか人数は確保できそうだとのお話を伺いました。

大卒の採用が今後通年採用が主流になるのではないかと言われているように、高卒採用にも今後大きな変化が起きるかもしれません。厚労省と文科省に「高等学校就職問題検討会議ワーキングチーム」が作られ、高卒採用の「一人一社制」見直しの動きが出てきています。

制度が変わるから準備する、というよりは自社のありのままの姿をキチンと伝え、自社が採用に関して学生に何を約束するのかを示していかなければ、就職先として選ばれない時代になりました。

セミナーでは、最近の世の中の動きと若者の考え方、そして殆どの企業の人事担当者がおっしゃる「当事者意識が強く、地頭が良く、コミュニケーション能力が高い方です」という「求める人物像」を自社の状況に合わせたペルソナを考えることから、採用後に離職を防ぐコミュニケーションについても触れました。

少しでも皆様のお役に立てていれば光栄です！