6月22日に、山形市内で開催された「東北地区私立大学就職問題協議会」にて「地方企業の採用状況と就職活動学生の特性」というタイトルで、企業の採用の支援と学生の就職活動やキャリアに関する支援の双方をやっている立場からお話しさせていたただきました。「Z世代」や「コロナ世代」とも言われる今の若者たち。「最近の若者は、、、」という言葉は、ピラミッドを建造していた頃の落書きにもみられると言われるほど、いつの時代も世代間のギャップはあるようです。

講演では、最近の学生に関するデータやエビデンスを入れ込みながら、彼・彼女たちの思考の源はどこにあるのか、なぜそういった発言や行動になるのかなどを紐解きました。

参加者の皆さんは、私立大学のキャリアセンターにお勤めの方々が多く、日々学生と向き合いキャリアの支援をしている方々ばかりです。企業の本音なども私が伺っている範囲でお伝えしたところ、新しい視点だったというご感想をいただくなど、多くの学生たちに触れ合っている方々を前に、何を話すべきかギリギリまで推敲を重ねた甲斐がありました。

「東北地区で就職したい」という学生は一定数存在していますので、東北地区が一丸となって連携していくのは大変意義深いことと思います。今後とも協議会の皆様とは情報交換等させていただきながら、東北地域での定着・回帰、そして選ばれる地域にしていくために歩みを止めずに前を向きたいと思いました。