2023 . 09 . 05
3年前から委員を拝命している、山形県の若年女性がどうすれば県内に就職するか、回帰するかを検討・推進する会議「若年女性県内就職・定着促進協議会」に出席しました。いつもお仕事でご一緒している、キャリエール・ミッケの浅野えみさん、米沢商工会議所の後藤ちひろさんも出席されており、所属している組織や活動の場所は違えど同じ目標に向かって頑張っている方々と一緒に共通のテーマについて意見交換をできたことは、「まだ遅くない、今ならまだいける!」と希望を見出すことができた良い時間でした。さくらんぼテレビさんのサイトにも掲載されています。
日々若者や企業の皆様と接している中で感じたことを率直に発言するようにしているので、「忌憚ないご意見」すぎたかしら?と会議の後は反省することもあるのですが、少しでも前に進めていくきっかけになれば嬉しく思います。
若者が戻らないのは、なぜか。自分が成長できる場所、やりたい仕事がある場所に行くのは当然です。希望に満ち溢れ、自分の可能性を広げようとしている若者たちに「残りなさい」と言うことはできません。ただ、「戻りたい」「戻ると決めた」時に、選ばれる職場・地域であるか。
何を言っても「出ていく」人は一定数います。私自身は、若いうちはどんどん外の世界を見た方がいい、と思っているので県外に出るのは賛成です。
でも、知って出ていくのか、知らないで出ていくのかによってその後が変わります。近年、さまざまな大学生向けのイベントを実施して痛感しました。もはや大学生では遅すぎる、と。手を打つなら、中高生の時にもっと地元を知ること。会議に出席した委員の方の多くが同様のことをおっしゃっていました。
ただ「言うだけ」委員にならぬよう、まずは知ってもらうためのインターンシップ(もっと高校生のインターンシップをやりたい!やるべき!)や高校生や学生と社会人や企業との接点づくり、進めていきます。
同じ思いで、ご一緒していただける方がたくさんいらっしゃるんだ、頑張らないと!と気持ちを新たにしました。