2022 . 12 . 17
12月15日に、今年度の山形県の事業「ヤマガタ若者未来デザインプロジェクト」の若手向けの最後のイベント「若手社員交流会」を開催しました。私は、この未来デザインプロジェクトには統括コーディネーターとして関わり、受託企業であるYTSさんと、ヤマガタ仕事ラボやサクラマスプロジェクトでご一緒しているキャリアクリエイトさんと1年間ご一緒してきました。このプロジェクトは、学生が県内企業に勤める若手社員の本音トークや、就職やキャリアに関するセミナーへの参加を通して、山形で就職することがイメージできたり、自身の未来をデザインできたりすることを目指しました。
「若手社員交流会」は、学生若手社員の本音を聞く「放課後トーク」に登壇していただいた15名に向けて、私の信頼するパートナーであるキャリエール・ミッケの浅野えみさんを講師に迎え、入社してからのキャリアの棚卸しからこれからのキャリアデザインまで盛りだくさんの内容で進めました。
地方中小企業に就職することと、大手企業に就職することで違いが出るとすれば、私は「同期」だと思います。何十人も同期がいる会社は、山形県内ではかなり少なくなってしまいます。切磋琢磨できる仲間は、社会人として前に進むときにとても大事な存在です。県内企業に勤める若手社会人が「地域同期」として交流したり、研修を受けたりする場をもっとつくりたい!と常々思っていたので、このプロジェクトで実施することができ、大きな手応えを感じました。
浅野さんは、オンラインであっても一人ひとりに語りかけるように進める流石の進行で、少人数に分かれての話し合いができるブレイクアウトセッションや、オンライン付箋ツールの「jamboard」を使うことで交流も深めることができました。
2022年は、米沢や新庄でも「地域同期」のスキルアップと交流を目指すセミナーに登壇しました。このような動きが各地、そして県全体でも広がると若者の回帰・定着につながると思いますので、2023年もぜひ力を入れていきたいと考えています。浅野さん、ありがとうございました!